Hanasaku Diary 2002

昨年に引き続き私のお気に入りの花を写真入でご紹介します.
種を蒔いて育てたものやここ花咲に自生しているものまでいろいろなジャンルの花を取り上げます

武尊の自生種はこの色の文字でそれ以外の花は緑色の文字で表示します

May 5月
Hanasaku Diary 
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5月31日(金)
晴れのち曇り
写真だと色がわかりにくいが実際はもう少しピンク色をしている。ピレネー原産の花なので耐寒性も強く岩の間のようなところを好んで生える。小さな花は芝ザクラを一回り小ぶりにした感じで横に匍匐するのではなく10cmくらいの草丈で上に向って伸びて咲く。ロックガーデンに向く花は可憐でかわいいものが多い。
学名:Erinus alpinus
和名:イワカラクサ 岩唐草
5月30日(木)
晴れのち曇り
ラナンキュラスといえばなじみもあるかと思うがこの品種は完全に耐寒性があり強健種。ランナーで増えて行くので花壇の中などにうっかり植えると増えすぎて困るほどだ。日当たりの良い斜面にグランドカバーなどにするのにはうってつけ。また湿地を好むので他の花が根付かない様なじめじめしたところでも良く育つ。ウマノアシガタ(キンポウゲ)と同じように花弁の内側はきらきらした光沢があり陽の光りを受けて輝く。花弁の枚数が多いので花期も長く楽しめる花だ。
学名:Ranunculas repens‘Gold Coin’
和名:ラナンキュラスゴールドコイン
5月28日(水)
晴れのち曇り
今年もまたゲラニウムの青い花が咲き始めた。首をうなだれてつぼみが膨らんでくると早く咲かないかと楽しみにしているのだがある日突然ふわっと咲く。今日は17輪咲いていた。武尊にもハクサンフウロ、グンナイフウロ等この花の仲間が自生する。正式な学名再調査中!同定まで少々お時間を!
学名:Geranium (?)
和名:ゲラニウム(?)
5月28日(火)
晴れ
春蝉が鳴き始めた。初めて聞いた人は大抵蛙かと思うらしい。真夏に鳴く油蝉やつくつく法師と違い済んだ音色の蝉時雨。梅雨の晴れ間に鳴き出すことが多い。キツツキ(赤啄木鳥)のドラミングも去年と変わらず凄まじい。今年は双眼鏡でその姿を目撃した。黒と白の羽に赤い羽が目立ってきれいだった。今日の花は尾瀬で撮影したイワナシ。実が梨の果肉に似ていることから名づけられたという事だがツツジ科に属する。枝は地を這う様に伸び葉は硬くごわごわして毛が生えているいる。
学名:Epigaea asiatica
和名:イワナシ 岩梨
5月27日(月)
雷雨 一時晴れ
ミニ尾瀬とも称される花咲湿原で昨日撮影。両脇に見える白い花は水芭蕉。この他にリュウキンカも見頃を迎えた。林道は荒れているので要注意!ショウジョウバカマ(猩々袴)の猩々とは中国の伝説上の獣で形は人に似ていて人間の言葉を話し酒好きという。ショウジョウバエもこの字を当てる。やや黒味を帯びた鮮やかな緋色やその色の舶来の毛織物さして「猩々緋」ともいうと辞書にあった。転じて大酒を飲んで顔が赤くなった人をさすらしい。心当たりのある方もいるかな・・・・?
学名:Heloniopsis orientalis
和名:ショウジョウバカマ(猩々袴)
5月26日(日)晴れのち曇り
葉がサラシナショウマに似ていることからこの名前がついたとされる。キンポウゲ科ルイヨウショウマ属の花。写真ではちょっとわかりにくいが小さい花が多数集まっている。丈は40cm〜60cmと中型。深山の林床などに自生する。  昨日はPCの不具合から更新できなかった。本日2日分まとめての更新。毎日の作業を1日欠くとやはりちょっと落ち着かない。明日からまた気を引き締めて更新!ガイド氏に良い写真を期待する。
学名:Actaea asiatica
和名:ルイヨウショウマ 類葉升麻
5月25日(土)
晴れ
今朝は寒くて尾瀬では雪が舞っていた。このところ陽が射しても風は冷たく朝夕は寒いと感じる日が多い。あれほど暖かかった陽気だが農作物等は少し遅れ気味の様だ。今日の写真は尾瀬,
山の鼻付近で本日撮影したチシマザクラ。

学名:Prunus nipponica var.kurilensis
和名:チシマザクラ 千島桜
5月24日(金)
晴れ
本日更新した尾瀬最新情報のページでもご紹介したが水芭蕉と同様に湿原に咲く代表的な花リュウキンカ。黄色く花びらに見える部分は花弁ではなく がく片に当たる。葉は心臓形をしている。花の形が良く似たものにシナノキンバイというのがあるがこちらもキンポウゲ科の花の仲間。ただし湿原ではなく草地等に自生する。春先に咲く黄色い花はその色を黄金にちなんで名前が付けられているものが多い。昆虫たちにとっても黄色い花は他の色に比べ識別しやすいらしい。
学名:Caltha palustris var. nipponica
和名:リュウキンカ 立金花
5月23日(木)
晴れのちくもり
この品種は花が特に大きく耐寒性もあり丈夫だ。モンテの庭にはこのほかに斑入りのものや赤紫の小さい花が咲くヒメツルニチニチソウと八重咲きの青っぽいもの等4種類程あった。今ごろは蔓が上に向って延びるがもう少しするとその蔓をどんどん横に伸ばし行った先で根が出て地面を覆い隠す。ガーデニングの花材としてはグランドカバーとして有効。乾燥して土地の悪いところなどでも良く育ってくれる。斑入りの品種は葉だけでも充分に楽しめる。
学名:Vinca major
和名:ツルニチニチソウ 蔓日々草
英名:Periwinkle
5月22日(水)
晴れ
古木になったベニサラサドウダンに花がびっしりとつき満開になったときは本当に見事としか言いようがない。数年前に自生地でこの花のちょうど見頃の開花に出会いこころゆくまで堪能した後は目を閉じると真赤な花がまぶたの裏に焼き付いて離れないほどだった。今もこの花を見るとあのときの感動が忘れられない。白根山のシラネアオイと花咲湿原のサワギキョウと武尊山のベニサラサドウダンの満開の様は武尊牧場のレンゲツツジの満開に並び素晴らしい。一見の価値あり。
学名:Enkianthus campanulayus var.Palibinii
和名:ベニサラサドウダン
紅更紗灯台
5月21日(火)曇り 学生だった頃中庭の渡り廊下に花房が1mにもなる藤が延々と咲いていた。毎年花が咲く時期が楽しみで甘い香りのする回廊を行ったり来たりしたものだ。ツルが右に巻くのがノダフジ。左に巻くのがヤマフジ。今花咲周辺は大きな木にフジがからんで木全体が藤の大木のように見えるものがたくさんある。棚に仕立てた藤も見事だけれど自然の藤の力強さにはかなわない。
学名:Wisteria floribunda
和名:ノダフジ
英名:Japanese wisteria
5月20日(月)
曇り
カッコソウは日本でも唯一群馬県の鳴神山にだけしか自生しないと言われている。ほかにシコクカッコソウというのもあ。今日のこの写真はモンテの庭に咲くカッコソウで、園芸品種として交配されたものと思われる。花好きのお友達から頂いたものなので正確な名前はわからない。花も大きく豪華で鳴神山に咲くものとは趣きが全く違う。ガーデンの花材としては丸い葉も可愛いし丈夫で良く増えるのでなかなか面白い花だと思う。
学名:Primula kisoana?
和名:カッコソウ(園芸品種)
5月19日(日)
晴れのち曇り
4日ぶりで晴れ間が広がった。5月2日にご紹介したエンレイソウのその後の状態。内側の白い部分が落ちて外側の外花被片が紫色に変化した状態。先日知り合いの方から八重咲きのエンレイソウが咲いたというお知らせを頂きお家へ見せてもらいにいってきた。昨年購入したときは一本だけだった株が今年は3本に増えたということだった。実生とは考えにくいので株で増えるのだろう。本の上の知識よりも実際に栽培している人の経験の方がはるかに参考になる。園芸品種は条件も違うので一概には比較できないがまだまだ知らない事が沢山あることだけは事実だ。
学名:Trillium tschonoskii
和名:シロバナエンレイソウ白花延齢草
別名:ミヤマエンレイソウ(深山延齢草)
5月18日(土)
雨のち曇り
おととしはパンジーの種蒔きをしなかった。やっぱり時期になるとなかなかお気に入りの花がそろわずさみしかったので去年は種類をあ欲張らず10種類ほどに絞って種蒔きをした。中でもこのパンジーはお気に入りの品種「オルキブルーシェード」種の袋を3つ注文したら「お一人様一袋限定です」といわれてしまった。フリルが入るカンカンミックスも可愛いけれどこの花のもつ品みたいなものは一格上の感じがする。人気が出て種が入手しにくいというのも一役買っていると思うが・・・。エクリプスだけで作った丸いハンギングもシックでなかなか良かった。今年は何を蒔こうか。そろそろ新しいカタログが届く季節になった。
学名:
和名:パンジー 「オルキブルーシェード」
5月17日(金)
先日イカリソウのところで名前の出てきたサンカヨウ。メギ科の花。エリマキトカゲのような大きな丸い葉は真中でくびれている。白い可憐な花の後に濃紺の実がつく。標高の高いところに行かないと見られない。ここ何年も毎年確認していた株が今年は見る事ができなかった。今日の花は雨に打たれてちょっと下を向いている。
学名:Diphylleia cymosa ssp. grayi
和名:サンカヨウ 山荷葉
5月16日(木)
曇り時々小雨
卵型の葉が一枚だけついているのでこの名がつけられた。武尊ではなかなか見ることのできない蘭のひとつである。この蘭はかなり高度な栽培技術を持っている人でも栽培が非常に難しい。来年もこの場所で咲いてくれる事を切に願う。
学名:Dactylostalix ringens
和名:イチヨウラン 一葉蘭
5月15日(水)
晴れのち曇り
今庭のあちこちにこの花が咲いている。こぼれ種で毎年出てくる。ロマンチックな名前の由来にまつわる沢山の伝説が伝わっている。ダニューブ河畔を散歩していた恋人2人が愛する女性のためにこの花をとろうとして波にさらわれ最後に「私を忘れないで!」と叫んだという話しが一番有名かもしれない。水辺を好むので他の花が植えられないような湿ったところでも石だらけのところでも結構丈夫に良く育つ。こぼれ種で育つくらいだから今年1株買って育てると来年は庭のあちこちにさいてくれるかもしれない。鉢植えにして時々移動するのもいい。
学名:Miosotis scorpioides
和名:ワスレナグサ 忽忘草
英名:forget-me-not
5月14日(火)
晴れ
葉が虫に食われて穴だらけになるところからこの名前がついたといわれる。また大きな葉を亀の甲羅に見たてオオカメノキの別名もある。良く似た花にカンボクやヤブデマリなどがある。去年の6月6日のDiaryにヤブデマリを載せてあるのだが写真ではちょっと違いがわかりにくいかもしれない。装飾花の白い花がヤブデマリはいびつな形をしているがムシカリはきれいに整っている。芽が出て開く前の葉も存在感があって好きだ。
学名:Viburnum furcatum
和名:ムシカリ 
別名:オオカメノキ
5月13日(月)
晴れ
今日の花は自生種ではなく園芸種、亜低木イベリス。これもアブラナ科の花なのだが十文字ではなく4枚の花弁のうち外側の2枚だけが大きくてチョウチョのの羽の様。この花がいくつも重なって咲く。常緑の葉がガーデン花材としてはありがたい。春先雪の下から出てくるとぺちゃんこにつぶれていて可愛そうなのだがしばらくするとたくましく起きあがって純白の花をつける。ドイツに行ったときこの花が沢山咲いていたのが印象的だった。一年草で草丈が高くなりピンクや紫のカラフルなものもある。まるで砂糖菓子のようにかわいい。
学名:Iberis sempervirens
和名:トキワナズナ 常盤なずな
別名:キャンディータフト
5月12日(日)
晴れ
桜と違って葉が開いてから白いブラシのような花が木全体に咲く。つぼみは杏仁香(あんにんご)と呼ばれ食用にもされる。花後黄色からオレンジ色のグラデーションの美しい小さな実が無数につく。鳥たちの大好物。花は桜という名前から程遠いがれっきとしたバラ科サクラ属。そう言えば梅も桃も杏もスモモもバラ科サクラ属なのに林檎はリンゴ属、梨はナシ属。先日のメギ科に続き「なぜなんだ?」と言う疑問をいだくのは私だけかしら・・・
学名:Prunus grayana
和名:ウワミズザクラ 上溝桜
別名:ハハカ 
5月11日(土)
小雨
アブラナ科の特徴である十文字の花。漢字の崑崙は中国の崑崙山脈から取ったものだろうか。群生して咲くと白くてなかなかきれいな花だ。
 昨日の朝日新聞「花おりおり」にオオバナノエンレイソウのことが載っていた。先日私がここで取り上げたシロバナエンレイソウの近似種で北海道などに自生する。芽生えから開花まで15年を要するとあった。シロバナエンレイソウの場合私は7年という話を聞いたことがあった。気になって調べてみたが実生からの栽培ではうまくすると早くて5年くらいで開花が見られるのだそうだ。でも早くて5年はすごく長い。自然界の厳しい条件の中で何年もかかってやっと開花するのだから不心得に採ることなど決して許されないとあらためて思った。

学名:Cardamine leucantha
和名:コンロンソウ崑崙草
5月10日(金)
昨日今日と寒い日が続いた。今日の花は山地の草原に咲くホソバノアマナ。白い花被片も外側に縦に筋が入る。この花も分類がひどくややこしい。ホソバノアマナはユリ科チシマアマナ属に入るがヒロハアマナはアマナ属に入る。ほかにも黄色い花でキバナノアマナ属に入る花もある。何冊もの図鑑を引っ張り出し写真と見比べ分布、開花期、草丈などの情報をもとに同定をするのだが間違って覚えているものもあるかもしれないのでかなり慎重を要する。調べるほどにいろいろな事が見えて来る。
学名:Lloidia triflora
和名:ホソバノアマナ 細葉の甘菜
5月9日(木)
曇りのち小雨
今日も寒い1日だった。今日の写真はルイヨウボタン。これも林内に咲く花。葉が牡丹に似ているところからこの名がついた。花は黄緑がかった黄色で小さく目立たない。メギ科に属す。メギ科を調べていたらほかにサンカヨウ、イカリソウ、トガクシショウマなどが出ていた。木では南天がこの科に入る。一体何を持って分類したんだろうと不思議に思うほど全く共通点がないのだが・・・他のどこにも分類できなかったものを一まとめにしちゃったんだろうか?花は奥が深くて面白い。
学名:Caulophyllum robustum
和名:ルイヨウボタン 類葉牡丹
5月8日(水)
晴れ
落ち葉を踏みしめ林床に入るとこの花の群落に出会う。写真では大きそうに見えるが実際は花の直径が5mm程度の小さな花だ。純白の花は上品で楚々としている。乾燥するとクマリンという甘い香りのする成分が強くなり西洋ではビールやワインの香り付けに用いたりポプリ,サシェ,ハーブピローの中に入れたりする。スイートウッドラフといえば聞いたことがあるかもしれない。
学名:Asperula odorata  
和名:クルマバソウ 車葉草
5月7日(火)雨
今日は朝から冷たい雨が降っている。オウリキュラの2個目。イギリスの絵本の中から抜け出た様? 今日の花は真中がクリーム色で縁にぼかしの入る紫の花。日本人がサクラソウの花をめでる様にイギリス人もこよなくこの花を愛する。暑さに弱いので日本ではなかなか広まらないが一部ガーデニング愛好者の間では密かなブーム。片品は夏が涼しいのでこの花の栽培には適している。冬の豪雪の下もなんのその。いろいろな植物を育ててきたがやはり最後はその土地にあったものが育てやすくていい。
学名:Primula auricula
和名:アツバサクラソウ
厚葉桜草(プリムラ・オウリキュラ)
5月6日(月)
快晴
今日はGW最終日。風もなく穏やかで気持ちのよい1日だった。連休中は写真を撮りに行けなかったので今日も自生種ではなくかわいい花のご紹介。サクラソウ科トチナイソウ属のこの花は丁度忘れな草の花と同じくらいの小さなピンクの花をボール状につける。写真で見える赤い茎(ランナー)を伸ばしその先に子を増やしてどんどん増えて行く。もともと乾いた岩のようなところが好きなので少々水遣りを忘れても非常に強い。というか水をやりすぎると枯れる。園芸店で見つけたら是非1株手に入れて育てると増やす楽しみができる植物だと思う。寒さには強いが暑さに弱いので夏越しだけは注意が必要。
学名:Androsace sempervivoides
和名:トキワハナガタ
常磐花形
分布:ヒマラヤ北西部
5月5日(日)
雨のち晴れ
朝まで降っていた雨も止みさわやかな五月晴れが広がった。午後から風が吹いて日がかげる頃になったら少し寒いと感じるくらい気温が下がった。外気温9℃。夜はまだヒーターが必要だ。今日の花は私の一番のお気に入りプリムラ・オウリキュラ。おととし大事にしすぎて去年はあまり良い花が見れなかったのだが今年は種をまいて3年目の株が花をつけ今ハウスの中は満開。色や形も様々で微妙な色合いが魅力だ。オウリキュラで1ページ作りたいくらい沢山咲いてくれた。雨で写真が撮れない日などに順次紹介する予定。
学名:Primula auricula
和名:アツバサクラソウ
厚葉桜草(プリムラ・オウリキュラ)
5月4日(土)
晴れのち雨
花の形が船の錨の形をしているので名前が付けられた。上から見た写真はあまりないと思うが裏側に入った白いラインが美しい。ガイド氏、ここ数年キバナイカリソウの自生種を探しているのだがなかなか遭遇できない。葉に特徴があり花がないときでも見分けがつく。この花にも捨てがたい魅力がある。(この写真は武尊での撮影ではない。)

学名:Epimedium grandiflorum var.thunbergianum  
和名:イカリソウ
5月3日(金)
晴れ
今日のエイザンスミレは葉が3列に深く裂けているので判別しやすい。スミレは本当に種類が多く同定するのは難しいが葉や花に顕著な特徴のあるものもあるのでひとつづつ丹念に覚えて行くしかないと思っている。数えたことはないがきっと私の身の回りにも何十種類ものスミレがあるのだと思う。タチツボスミレのように群生して咲くものは目立つが丈が低く花も比較的小さいものが多いので観察するにはこちらが姿勢を低くしないとよく見えない。本によると芳香のあるものも多いので今年は香りにも着目してみたい。
学名:Viora eizanensis
和名:エイザンスミレ 叡山菫
5月2日(木)
晴れ
葉は丸みを帯びたひし形で三個が輪生する。まるで三つに別れたケープをまとってうつむいているご婦人の様だ。ユリ科の花は6枚の花びらの花が多いのだがこの花の仲間(エンレイソウ、オオバナノエンレイソウ等)は皆3枚。ただし正式にはユリ科の植物は花びらとは呼ばず内花被片、外花被片と呼ぶので白い部分が内花被片、花の間に覗く緑のがくの様に見えるものが外花被片と呼ばれる。学名のトリリウムも3を意味するものだろう。トリコロール、トリオ、トリプルなど3に関係する単語が沢山ある。実生からだと開花に7年かかるという話しを聞いたことがある。大切にしたい。
学名:Trillium tschonoskii
和名:シロバナエンレイソウ白花延齢草
別名:ミヤマエンレイソウ(深山延齢草)
 
5月1日(水)
晴れ
全草猛毒の植物。(アルカロイドのスコポリン、アトロピン等)芽出しの頃いかにも葉が柔らかそうで山菜と間違えて食べて死亡事故を起こすことがある。名前の由来は誤食すると幻覚症状を起こし苦しんで走り出すところからきている。
昨日の日記で高嶺の薔薇と書いたがピンクの花できれいなものは何かという事になってタカネバラがきれいという話をしていたものでつい高嶺の薔薇と書いてしまった。正しくは高嶺の花。こんなことにも気付かないほど頭の中は花のことで1杯なのだろうか?・・・・・

学名:Scopolia japonica
和名:ハシリドコロ 走野老