Hanasaku Diary 2002

昨年に引き続き私のお気に入りの花を写真入でご紹介します.
種を蒔いて育てたものやここ花咲に自生しているものまでいろいろなジャンルの花を取り上げます
尾瀬、武尊など片品の自生種はこの色の文字でそれ以外の花は緑色の文字で表示します

July 7月
Hanasaku Diary 
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7月31日(水)
曇り
バラ科ワレモコウ属。尾瀬至仏山にて撮影。バラ科ワレモコウ属。この花も「えっ なぜバラ科?」という花だ。葉は吾亦紅(ワレモコウ)の葉によく似ている。花穂は下から順に咲きあがってくる。
学名:Sanguisorba stipulata 
和名:タカネトウウチソウ
7月30日(火)
晴れ
今年モンテの北側の斜面に初めて開花した。昨年はつやつやした葉が出ただけで花は咲かなかった。植えた覚えも無いし種を蒔いた覚えも無い。おそらくこの花の殻をドライフラワーとして扱ったときに種が外に飛散して生えたのだろう。草丈は1m以上。普通は日陰の林床の湿った暗いようなところに群生して咲く。種は三角形の薄い膜のようなものの中に一粒づつ封じ込められていてそれがひとつの殻に何百枚も(いや何千枚かも知れない)入っている。光が射さなくて他の植物は育たないようなところにこんなに大型の植物が成長するので大変に目立つ。花の時期に葉が無くなるので歯が無いとかけて老婆の様ということで姥というの命名らしいがうちのは葉もしっかりしていた。秋になってドライフラワーになったらまたご紹介しよう。
学名:Lilium cordatum var. glehnii
和名:オオウバユリ 大姥百合
7月29日(月)
晴れ
今日は比較的涼しくすごしやすかった。日中暑くても夜になると気温は18度から20度前後と快適。山の夏は短い。外ではもう虫の声が聞こえてきている。今日の花 トモエシオガマはゴマノハグサ科シオガマギク属の花。武尊山にて撮影。花が風車の様にくるりと卍型をしている。オトギリソウ科にも黄色いトモエソウという花がありこちらも花弁がねじれて卍型をしている。シオガマギク属は他にヨツバシオガマ、タカネシオガマ等周辺に自生する種だけでなく多くの種類がある。花も美しいが葉がまたとても美しい。
学名:Pedicularis
resupinata var. caespitosa

和名:トモエシオガマ 巴塩竃
7月28日(日)
晴れ時々霧雨
今日の花シブツアサツキは尾瀬至仏山にて撮影。群馬県の植物レッドリスト(群馬県の絶滅のおそれのある野生植物のリスト)の中の希少104種に数えられている。また国の基準では絶滅危惧2類に分類される。至仏山には蛇紋岩という岩が多く露出し植物が生育しにくい環境になっている。後ろに見えるのが蛇紋岩で大変滑りやすい。
学名:Allium schoenoprasum var. shibutuense
和名:シブツアサツキ
7月27日(土) 今日の花リンネソウは尾瀬至仏山で撮影。あまり見ることの出来ない珍しい花である。1本の茎から二つの花を一緒に咲かせることから和名がメオトバナというようだ。学名はスウェーデンの植物学者リンネ(1707年〜1778年)に因む。リンネは2命名法といって学名を属名+種小名の2つの名前で表記することを提唱し今でもこの方法が広く使われている。学名の最後には命名者の名前がつくことが多いがこの花のように属名にリンネの名前がつくということは二つ仲良く並んで咲く姿にリンネ自身がよほど心動かされたということだろうか?
学名:Linnaea borealis
和名:リンネソウ 
別名:夫婦花
7月26日(金)
晴れ 
今日は陽射しが焼け付く様に強く暑い日だった。今日の花グンナイフウロは武尊山で撮影。フウロソウ科フウロソウ属の仲間。写真ではちょっとわかりにくいが茎など細かい毛に覆われている。花びらは絹の様に薄い。花色は淡いピンクから濃い紅紫まで色巾がある。郡内は山梨県の地名。2001年7月21日にご紹介したハクサンフウロはピンクの花で上を向いて咲いていた。
学名:Geranium eriostemon var. reinii
和名:グンナイフウロ 郡内風露
7月25日(木)
曇りのち雨
はっきりしないお天気が続いている。今日の花ムシトリスミレは武尊山で撮影。T氏帰ってくるなり「怖かった〜」と一言。よくよく聞いてみると熊に襲われそうになったらしい。一目散にT氏めがけて突進してきたがわずか二メートルくらい離れた横を走りすぎていって事無きをえたらしい。先日新聞に熊に襲われた人が熊に抱きついてから足蹴りをして追い払ったと言う記事が載っていたがすごいことだと思う。実際に遭遇すると何をどうして良いのかわからなくなるようだ。比較的冷静だったとT氏本人の弁。持っていたピッケルをリュックからはずし右手に持ちかえ構えたらしいが果たして襲いかかられていたらどうなっていたのかと思うとぞっとする。楽しいばかりの山歩きではないということをあらためて感じた。
学名:Pinguicula vulgaris var.macroceras
和名:ムシトリスミレ 虫捕菫
7月24日(水)
晴れたり曇ったり
今日は夕方からぐっと涼しくなった。いつも夜は20度くらいなのだが今日は17度しかない。たった3度違うだけでこれほど違うとは・・・高原の夏の夜はこうでなくちゃというほど涼しい。さて今日の花モミジカラマツは後ろに見えるのが葉なのだが深い切れこみが入っている。普通このあたり(裏のゲレンデ)にあるカラマツソウの葉はオダマキの葉のような形をしている。花が樹木のカラマツ(唐松)の葉に似ているという事で名がつけられたようだがすっと伸びた茎の先に咲く花は涼しげでいい。 学名:Trautvetteria carolinensis Vail.var.japonica
和名:モミジカラマツ 紅葉唐松
7月23日(火)
晴れのち雷雨
夕方からまた激しい雷雨が降った。今日の花イワシモツケは尾瀬至仏山で撮影。学名から推測出来るとおり日本固有の種。7月6日にご紹介したホザキシモツケの仲間。花の感じが庭木として植えられるコデマリ(Spiraea cantoniensis)に良く似ているがコデマリは中国が原産地である。
学名:Spiraea nipponica
和名:イワシモツケ 岩下野
7月22日(月)
晴れのち雷雨
今日も蒸し暑い1日だった。夕方から雷がゴロゴロ鳴り出して夜9時頃には一瞬雹かと思うほど大粒の雨が降ってびっくりした。昨年も丁度今ごろ片品の雹が降り大きな被害が出た。南の海上にはまた新たな台風が発生し天気予報から目が離せない。群馬は雷が名物とはいえPCだってうかうか開いていられない。本格的な梅雨明けはまだ先なのだろうか?今日の花エゾウサギギクは尾瀬至仏山で撮影。学名がやけに長いがアリューシャン列島にあるウナラスカ島(アラスカ州)という聞きなれないところに咲くウサギギクにちなむらしい。
学名:Arnica unalaschcensis var.unalaschkensis
和名:エゾウサギギク
7月21日(日)
晴れのち雷雨
梅雨が明けたと思ったが今日は午後からまた雷雨。2回も停電した。雨が降る前は蒸し暑かったが降ったら涼しくなった。今日の花コバノツメクサは尾瀬至仏山にて撮影。ナデシコ科タカネツメクサ属。この花仲間は非常に多くてしかも同定が難しいので大変紛らわしい。高山のガレバのようなところに咲く白く可憐な花。今日は最新尾瀬情報のページでも現在至仏山で咲いている花をご紹介しているので下のタカネナデシコ、オゼソウとあわせてご覧頂きたい。
学名:Minuartia verna var. japonica
和名:ホソバツメクサ コバノツメクサ
7月20日(土)
晴れ
今日は朝から青空が広がりすっかり夏空になった。蒸し暑い1日で夜になってようやく21度になった。小中学校が夏休みに入り人の出が多くどこも混み合っていた。尾瀬至仏山にて撮影。我が家の裏にもピンクの撫子が咲くがこちらはカワラナデシコ。タカネナデシコはカワラナデシコの高山型で岩場などに自生する。タカネナデシコの方のほうが草丈が低く花もひとまわり大きくて花弁の切れこみが深い。きれいなピンク色をしている。英語ではナデシコのことをピンクと呼ぶが色の呼び名の由来がナデシコからからきているのだそうだ。
学名:Dianthus superbus var. speciosus
和名:タカネナデシコ 高嶺撫子
7月19日(金)
曇り時々小雨
尾瀬至仏山にて撮影。ユリ科オゼソウ属。小さくて目立たない花。花で名前に「オゼ〜」とつくものは他にオゼミズギク、オゼヌマアザミ、オゼコウホネなどがあるが学名にまで尾瀬がつくのはこの花とオゼコウホネ(Nuphar pumilum var.ozeense)尾瀬にしかないわけではなくほかに谷川岳と北海道にもう1ヶ所自生地があるようだ。学名が示す様に日本固有の植物。発見するのはちょっと難しいかもしれないが至仏山にいったら是非探してみていただきたい。
学名:Japonolirion osense
和名:オゼソウ 尾瀬草
7月18日(木)
晴れ
尾瀬にて撮影。バラ科キジムシロ属。花の色の特徴があるので一度見たら忘れられない。茶褐色というか暗紅紫色というか園芸店で今流行りのチョコレートコスモスみたいな色をしている。他のキジムシロ属の仲間は皆黄色の花色をしているのだがこれだけ特異な色である。誰が名付けたか知らないが狼の牙とは・・・確かに花弁の先端が鋭くとがっていて牙の様にみえる。
和名:Potentilla palustre
学名:クロバナロウゲ黒花狼牙
7月17日(水)
雨のち晴れ
午前中は雨がぱらぱら降って涼しかったが午後から晴れて蒸し暑かった。いよいよ梅雨が明け暑い夏がやってくる。朝晩涼しいのでそれだけが元気の元かもしれない。今日の花ヒメサユリは日本特産の百合で山形、福島、 新潟の県境付近の低山や深山の草原に自生する。ササユリを小型にした感じだが可憐でとても美しい。透き通るような淡いピンクの小ぶりの花がうつむいた様に咲く姿は姫小百合の名にふさわしい。
学名:Lilium rubellum
和名:ヒメサユリ 姫小百合
7月16日(火)
雨のち晴れ
日本列島縦断かと心配した台風7号は東よりのコースをとり、ここ片品にはほとんど影響がなかった。午後からは台風一過の晴天が広がりさわやかな高原の空気が戻ってきた。澄んだ夜空には星がきれいに輝いている。今日の花ヤナギトラノオは尾瀬ヶ原の湿原にて撮影。サクラソウ科オカトラノオ属。なんでサクラソウ科なのかと首をかしげたくなるのだが植物学上の分類でいくとそうなるらしい。我が家の庭には植えた覚えのないオカトラノオの白い花が今満開である。こちらは乾いた草地に群生する。虎の尾という名前にふさわしいかといえばこれもちょっと疑問だが昔の人にはそう見えたのかもしれない。
学名:Lysimachia thyrsiflora  
和名:ヤナギトラノオ
柳虎の尾
7月15日(月)
尾瀬ヶ原にて撮影。向こう側に黄色く見えるのはニッコウキスゲの群落。コバイケイソウは高山の湿地に咲く花だが草丈は1メートルにもなる大型の植物。ユリ科シュロソウ属。以前に春先の芽出しの頃オオバギボウシと間違えて食し中毒事故を起こしたという報道があったのを記憶されている方も多いと思う。

学名:Veratrum stamineum
和名:コバイケイソウ小梅恵草
7月14日(日)
曇り
尾瀬ヶ原の池塘にて撮影。日本に自生している唯一のスイレン科スイレン属の花。睡蓮と言う名前は夜になると花を閉じて眠る蓮の花というところからついたようだ。温帯に咲く睡蓮は全て昼咲き。熱帯に咲くものの中には夜咲きの種もある。ヒツジグサは羊の刻(午後2時頃)に咲くのでこの名がついたとされる。天気の良い日など実際にはもっと早い時間から咲き出す。葉は水面いっぱいに広がり花は水面に浮かんだ状態で咲かせる。真上から撮った写真が少ないので今まで気が付かなかったが4枚のガクヘンに支えられた花はまるで折り紙で折った花のようだ。学名のNymphaeaはギリシア神話にでてくる水の精Nymphea(ニンフ)の化身からきている。
学名:Nymphaea tetragona Georgi
和名:ヒツジグサ 羊草
英名:Water lily
7月13日(土) 尾瀬ヶ原竜宮付近で撮影。こんなに可愛い花なのになぜか食虫植物。水中にある葉と泥の中にある葉があり泥の中にある方の葉に虫を捕らえる嚢を持っているらしい。名前の由来は狸の尻尾に似ているからということらしいがいったいどんな発想かと思う。湿原の中は栄養分が不足しているので昆虫から栄養を取るために食虫植物が多いらしい。モウセンゴケ、やナガバノモウセンゴケ等。そう言えば今回調べてわかったのだがムシトリスミレやコウシンソウもタヌキモ科の仲間だそうだ。きれいな花につられて寄って来て捕らえられる虫達よ!くれぐれもご用心!
学名:Utricularia intermedia
和名:コタヌキモ小狸藻
7月12日(金)
晴れ
今日の花タカネバラは至仏山にて撮影。タカネイバラ、ミヤマハマナスの別名もある。一重咲きの薔薇。濃いピンク色が美しい。以前「高嶺の花」とかくべきところついうっかり「高嶺の薔薇」と間違ってしまった花だ。手の届かないところで気品高く咲くという意味からすればぴったりだ。日本にはノバラ,ハマナス,ナニワバラなど野生の薔薇が多くある。一重の花は開花期が短くてすぐに散ってしまうのが残念だが湿度の高い気候でパラりと散る花びらはなかなか潔いと言えるかもしれない。花後に出来る実も赤くて美しい。
学名:Rosa acicularis var. nipponensis
和名:タカネバラ 高嶺薔薇
7月11日(木)
晴れ 
台風一過のさわやかな1日だった。湿度がなくからっとしていたので仕事をしていても汗をかくことなくすごしやすかった。今日の花キンコウカは玉原湿原にて撮影。キンコウカといえば面白いエピソードがある。尾瀬 アヤメ平の地名の由来だが当時、納税に苦しんだ戸倉の村人が時の司法大臣、横田千之助に土地を売却した。土地の所有者となった横田千之助がキンコウカの葉をアヤメと見誤って「アヤメ平」とつけたのだそうだ。群生して咲くと見事な花である。
学名:Narthecium asiaticum
和名:キンコウカ 金光花
7月10日(水)
大雨
台風6号!
台風6号による大雨が今も断続的に降り続いている。道路はあちこちの側溝からあふれた水で川の様になった。家の前の川は武尊山に降った雨が濁流となりゴロゴロと音をたてながらもの凄い勢いで流れてゆく。これから夜半にかけて関東東海地方に最も接近するらしい。まだまだ気を抜けない。雷も鳴っているので雨の小康状態を見計らっての更新。
今日の花マルバフユイチゴは玉原で撮影。花が終るとやがて丸くて真赤な実が熟し食べられる。

学名:Rubus pectinellus
和名:コバノフユイチゴ
別名:マルバフユイチゴ
7月9日(火)
曇りのち雨
玉原湿原にて本日撮影。今日の花トキソウは朱鷺が羽ばたく時の姿にちなんでつけられた日本の野生蘭である。Nipponia nipponTemminck (ニッポニア ニッポン)これが日本の空から消えた朱鷺の学名。トキソウの方にも学名にjaponicaとついている。今日のプロジェクトXは朱鷺の絶滅を阻止すべく人工繁殖に命をかけた3人の研究者にスポットを当てた番組だった。朱鷺が大空を舞う姿を見ると幸せになれるという。何時かそんな日が本当に来ると良いけれど・・・。植物の世界でも年々珍しいものの数が減っている。私達に出来ることは増やす事ではなく減らさないことだ。
学名:Pogonia japonica 
和名:トキソウ 朱鷺草
7月8日(月)
晴れ
今日も蒸し暑い1日だった。先ほど夜になってからほんのいっときだったが雨が降ったのでようやく涼しくなった。今日の花イワヒゲは7月5日にご紹介したツガザクラと比較していただきたい。花の形はよく似ているが葉が違う。こちらは鱗状の葉が一本づつ針のように長く伸びる。花も良くみるとこちらの方が同じ釣鐘型でも口が少ししぼんでいて縁が外側にそりかえっている。
学名:Cassiope lycopodioides
和名:イワヒゲ 岩髭
7月7日(日)
晴れのち曇り
日光戦場ヶ原で撮影。草丈30cmから80cm。花の大きさは3cm前後。細い茎が風に吹かれて揺れる。フウロソウの仲間は花弁が薄くてきゃしゃなものが多い。雨に当たるとすぐにしみが出来てしまう。種が面白い形をしていて弾き飛ばされるメカニズムはお見事としかいい様がない。ゲンノショウコもフウロソウ科フウロソウ属の仲間。
学名:Geranium yesoense var.nopponicum
和名:ハクサンフウロ
白山風露
7月6日(土)
曇り
今日はガイドT氏昨日の奥白根に引き続き日光男体山へ登る。ホザキシモツケはこのあたりでは日光周辺に自生する。バラ科の落葉低木。写真は戦場ヶ原で撮影。シモツケとひとつひとつの花はよく似ているが花のつき方が異なる。こちらは花が円錐状につく。おしべが花弁より長く飛び出ているので霞がかかった様に見える。草本のシモツケソウは葉は大きく、深い切れこみが入り花のつき方も違うので簡単に区別がつく。
学名:Spiraea saliciforia
和名:ホザキシモツケ穂咲下野
7月5日(金)
曇り時々雨
今日は午前中異常に蒸し暑かったらまた雨が降り出した。夕方近くになって涼風が立ちすごしやすくなった。今日の花ツガザクラは日光白根山にて撮影。ツツジ科の仲間で花が釣鐘形をしていて地面を這う様に生育する低木のものが沢山ある。先日ご紹介したヒメシャクナゲやコケモモ、他にもアカモノ、イワヒゲ、アオノツガザクラなど・・・。皆それぞれに花の色や形、大きさ、葉の形など特徴があるのでひとつづつ確実に覚えてゆくしかない。このツガザクラは葉が針葉樹のツガ(栂の木)に似ていることからついたようだがこれは確かにそっくりである。サクラはどう見ても花の形ではないので満開のときのソメイヨシノの淡いピンク色に色が近いというところだろうか?
学名: Phyllodoce nipponica
和名:ツガザクラ
7月4日(木)
晴れ
今日はこの夏一番の暑さだった。雨ばかり降っていて急に晴れたのでアジサイが元気なくうなだれていた。武尊田代近くのヒメカイウは今が見頃。レンゲツツジやワタスゲ、コバイケイソウ、ヨウラクツツジ、なども満開。梅雨の晴れ間に是非出かけてみてほしい。ぶなの森のふかふかの大地を散策するのは本当に気持ちのよいもの。多少の雨はブナの葉が優しく受け止めてくれるのでほとんど気にならない。足元が滑りやすいのでそれだけは注意が必用!このところ雷が鳴ったり急に土砂降りがきたりいわゆる梅雨末期の気象現象があるのでそろそろ梅雨が明けるのだろうか?
学名:Calla palustris
和名:ヒメカイウ 
7月3日(水)
雨のち晴れ
今日の花ホソバヒナウスユキソウは尾瀬至仏山にて撮影。エーデルワイスと言う名前の方がよく知られている。正しくはスイスのアルプスに自生しているものは品種が違う(L..alpinum)がごく近い仲間だと考えても良い。至仏山や谷川岳の蛇紋岩に咲く。スイスでの国花でもあるエーデルワイスは神聖で高貴,純潔といった言葉に象徴される様に大変大事にされている。昔は男達が危険な崖に咲くこの花を命もかえりみず摘み取り愛の証として恋人に贈ったり、山男達が帽子にこの花をつけて誇りにしたりした。しかし国で絶滅を恐れ保護政策を打ちたて罰金を課したのだそうだ。そのうちに日本もそうなるのだろうか?至仏山には何時までも咲いていて欲しい花だ。
学名:Leontopodium fauriei var. angustifolium
和名:ホソバヒナウスユキソウ
7月2日(火)
雨のち曇り
秋になると親指大の緑色の実が鈴なりになる。真中で二つに切って見ると切り口がキウイフルーツにそっくりだ。キウイの様に毛は生えていないのだが味は小粒なのに濃厚で甘い。特に霜が降りる頃になってからは熟して大変美味になる。花には雌花、雄花、両性花とある。これはどうやら両性花のようだ。子供が小さかった頃に読んだ福音館の絵本に確か「サルナシで作ったお酒は果実酒の王様」と書いてあった。実ばかり気になっていたが花もこうしてみると面白い形をしている。
学名:Actinidia arguta
和名:サルナシ 猿梨
別名:シラクチヅル
7月1日(月)
武尊山で撮影。ワスレナグサの花にそっくりなこの花はエゾムラサキ。のりの佃煮みたいな名前だが花はなんともかわいらしい。名前に「エゾ・・・」や「エゾノ・・・」とつくものは非常に数が多い。北海道だけでなく本州中部以北に自生するものにこの名が多くつけられている様だ。名前の由来は何からきているのだろうか?気になるところだ。昨日は武尊山の登山道整備。ヤマトタケルノミコトは蝦夷征伐を命じられた事があった。蝦夷と言う名前からふとそんな事を思った。
学名:Myosotis siylvatica
和名:エゾムラサキ 蝦夷紫