今日から私のお気に入りの花を写真入でご紹介します.種を蒔いて育てたものやここ花咲に自生しているものまでいろいろなジャンルの花を取り上げます
2001年6月
Hanasaku Diary 
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Saturday, 30 June, 2001
雨 このところ週末になると雨が降る。武尊牧場三合平のレンゲツツジは見頃を過ぎたが武尊田代は今が見頃のようだ。花咲湿原から武尊田代までのブナの森は少々の雨が降っても大きな木々の葉が雨を受けてくれるのであまり苦にならない。ただし雨の日とその後は滑りやすいので履物はしっかりしたものが良い。晴れた日の森林浴も気持ちがいいが雨の日もまた楽し。熊よけの鈴と地図とコンパス雨具も忘れずに・・・
学名:Paris tetraphylla
和名:ツクバネソウ 衝羽根草 
Friday, 29 June, 2001 曇り時々晴れ 
学名:Cornus kousa
和名:ヤマボウシ 山法師
別名:ヤマグワ
白くて花の様に見えるのは総ほう片である。本当の花は中心の黄色いところ。次第に大きく丸くなり赤く熟して食べられる。街路樹として植えられるアメリカハナミズキ(Cornus florida)とは同じミズキ科の仲間だがこちらはれっきとした自生種。木全体に雪が降ったように見える姿は圧巻である。これも私の大好きな花の一つである。10月13日果実
Thursday, 28 June, 2001 晴れ ガイド氏は本日 花咲湿原と武尊田代に撮影に行った。レンゲツツジとワタスゲが見頃を迎えた。
学名:Calla palustris
和名:ヒメカイウ 県評価希少種。
水芭蕉に良く似た花である。同じサトイモ科だが属が異なる。仏炎ほうの長さは8〜10cmと小さい
**「群馬県植物レッドリスト」の区分について 希少:県内では個体数が少なく分布の限られている種類。
Wednesday, 27 June, 2001 晴れのち雨 
学名:Iris sangunea
和名:アヤメ
花咲周辺にはこのアヤメが何気なくいろいろなところに咲いている。花が大きくて目立つので野の花の少ないこの時には貴重な花である。この花が終ってしばらくするとモンテローザの裏の湿地にノハナショウブの花が咲く。こちらはやたらどこにでも咲くというわけでなく毎年ほぼ同じところに群生して咲く。花の色は少し紫がかっていて一回り大ぶりで咲く姿も凛として気高い感じがする。今から開花が楽しみな花のひとつである。
Tuesday, 26 June, 2001 晴れ 今日の蒸し暑さといったらすごかった。じっとしていても汗が流れ頭がくらくらするほどだっ。夜遅くなって雨が降り涼しく快適になった。
学名:Hydrangea petiolaris
和名:ツルアジサイ 
これは武尊牧場の手前にかかる橋のところで撮影した。大きな木に蔓で絡み付くように這い登り咲いている。学名からもわかるようにアジサイの仲間で装飾花の花弁は4枚。大変よく似た花でイワガラミ(Schizophragma hydrangeoides)も木に這い登るので遠目に見ると区別しにくいが装飾花の花弁(愕が花弁状になったもの)が1枚なので見分けがつく。
Monday, 25 June, 2001 曇りのち雨
学名:Myosotis sylvatica
和名:エゾムラサキ 蝦夷紫
忘れな草そっくりのこの花は咲きながら花序が伸びて大きくなっていく。エゾムラサキは武尊に自生する種であり園芸種の忘れな草とは区別される。山を歩くとこれと同じような花で白いものを見かけることがある。これはタチカメバソウ(Trigonotis guilielmii )で葉の形が亀の甲のように丸い。同様に白い花で昔から染料を取ったり薬用に用いられてきたムラサキ(Lithospermum erythrorhizon)という植物があるが以前はモンテローザの裏の山に自生しているのを見たことがあるが最近は見られなくなった。
Sunday, 24 June, 2001 雨のち晴れ 昨夜半から音を立てて降っていた雨も午後には上がり陽が差した。
学名:Clematis tosaensis
和名:トリガタハンショウズル 
写真は大きく写って見えるが実際は愕片(花びらに見える白いものは愕片である)の縁から縁まで3cm程度の小さい花である。山を歩いていると赤っぽい花のハンショウズル(Clematis japonica)は時折見かけるが白花のトリガタハンショウズルはまれにしか見られない。いずれにしても目立たない花なので気をつけていないと見過ごしてしまう。武尊の自生種はまだまだ続く。
Saturday, 23 June, 2001 曇りのち小雨
学名:Primula modesta
和名:ユキワリソウ 雪割草
ユキワリソウというとキンポウゲ科のミスミソウも別名をユキワリソウという。こちらはサクラソウ科で日本固有種。変異種が多く中間型もあるので識別が難しい。雪解けとともに咲くのでこの名前がついた。可憐で清楚な花だ。

Friday, 22 June, 2001 晴れ 今朝も啄木鳥に景気良くたたき起こされた。すぐ横に生えている木に巣穴を掘っているらしいが姿は見えない。モンテローザ専属ガイド氏は本日武尊山に下見兼撮影に行って来た。頂上付近にはまだ残雪があった。しばらくは武尊の自生種をご紹介できる。
学名:Paris japonica
和名:キヌガサソウ 
白い花を取り囲むようにぐるりと葉が輪生している。こういう葉のつき方をする植物が他にもある。クルマバツクバネソウ、クルマバソウ、クルマユリ、クルマムグラなど。山歩きをしていて花の名前がわからなくても葉や花の特徴を覚えておけば後で調べる時におおいに役立つ。
Thursday, 21 June, 2001 晴れ 久しぶりに1日ハウスにいることができた。今日はいろいろな人が尋ねて来てくれた。人が人を誘って又その人が違う人を連れてきてくれる。友達の輪ってこういうのを言うのかな。せっかく来てくださってもいないことが多くて申訳無く思っている。じっくり腰を据えて仕事をしなくてはと思うのだがなかなか思うようにならない。留守に来てくれた方ごめんなさい。今度は連絡してきてくださいね。
学名:Rosa multiflora
和名:ノイバラ 野薔薇
毎年梅雨の真っ只中に咲くこの花は私の大好きな花のひとつ。現代バラの品種改良に大きく貢献した。このバラは強健でどこにでもあって厄介物扱いされているが最近はすっかり少なくなった。
秋にできる赤い実はドライフラワーとしても使える。白い花が殆どだがまれにうっすらピンクがかった品種もある。ガラスの花瓶に挿して飾るとほっとする一枝である。
Wednesday, 20 June, 2001 曇り 雨 晴れ 最近は朝 啄木鳥のドラミングで起こされる。巣穴はそろそろ完成しただろうか?
学名:Digitalis purpurea
和名:ジキタリス 狐の手袋
英名:Foxglove
この花は全草が毒草で干した葉や種子から強心剤を作る。欧米では妖精にまつわる呼び名も多く、fairies'-petticoat, fairy-caps, fairy-gloves, fairies'-dresses, fairy-thimbles, fairy-bells 等沢山の俗称がある。花が重そうにうなだれるのは中に妖精が住んでいるからだという説もある。気品高いその咲き方でガーデンにあると優雅な雰囲気を演出してくれる。他にもいくつかの種類や色がある。
Tuesday, 19 June, 2001 雨 3日雨が降らなかったら外の鉢はすっかり乾いてしまった。水遣りを自分でしてみるとつくづく大変な仕事だということが良くわかる。植物は正直だから自分ではたっぷり水をやったつもりでも実際入っていないものはしおれてくるからごまかしがきかない。自分の誠実さを試されているようだ。ハウスの中と外の鉢に手潅水で水遣りをするとたっぷり2時間はかかる。このところ仕事に追われてあせっている。毎年今年こそは仕事を追いかけようとおもってスタートするのだが今年もまた追われる羽目になった。雨が降ると天の恵みと心底思えるようになったのは農家のおばさんになった証拠かな・・・・
学名:Diphylleia grayi  
和名:サンカヨウ 山荷葉
蕗の葉ほどもある大きなまるい葉は中央部が深く切れこみ周囲には鋸歯がある。花後に5〜6個の藍色の果実ができ、葡萄のような白い粉がふく。
Monday, 18 June, 2001 晴れ  
学名:Dictamnus albus
和名:ヨウシュハクセン
英名:Burning bush
みかん科に属するこの花は耐寒性が強く容易に冬ごしする。ピンクいろの物もあったのだがこちらは消えてしまった。すきっとした芳香がある。
Sunday, 17 June, 2001 晴れ 
学名:Nigella damascena
和名:クロタネソウ 
英名Love in a mist
花びらのすぐ下に襟飾りのような細かい羽毛状の葉?が付く。英語の名前の由来はどうやらここから来たらしい。花が終ると丸く膨らむ種の袋ができる。これを乾かしてドライフラワーとして使う。フーセンポピーと言う名前に変わる。和名のクロタネソウのとうり種は真っ黒である。
Saturday, 16 June, 2001 曇り  今日沼田に行った。農産物の直売のコーナーに百八丁と言う名前で上下をナイフで鋭く削った細長い竹を束ねたものが出ていた。傍らの笑顔の素敵なご婦人が教えてくださったことによると新盆にお墓で迎え火をたいてその火を家の角口まで続いて道しるべになると言う108本のろうそくにともす。そのろうそくを立てるための竹の棒が百八丁と言うのだそうだ。ただし今では道が舗装になり家まで百八丁を立てられる家は少ないという。迎え火にたく木も松の根を切ったもので油があるので良く煙が上がるのだそうだ。亡くなった方の霊が迷わないようにいう優しさが感じられて日本には良い風習があったとつくづく思う。でもこれも確実に近い将来消えていくんだろうなと思うと少し寂しい気がする。
学名:Synphytum
英名:Comfrey
和名:ヒレハリソウ コンフリー
我家の庭に毎年出てくるお気に入り。花の付き具合が造形的でとても面白い。
Friday.15.June
2001
雨 
学名:Menyanthes trifoliata
和名:ミツガシワ
湿地に生えるこの花は花弁の内側に細い糸状のものが密集して生える。この写真は尾瀬で撮影したもの。
Thursday, 14 June, 2001 雨 
学名:Trollius riederianus
和名:シナノキンバイ 信濃金梅
山に咲く黄色の花の中では大型のものである。リュウキンカ チングルマ ミヤマダイコンソウ などいずれも5弁の花びらだがそれぞれ自生している場所 葉の形や質感などに顕著な違いがあるので少し慣れてくればすぐに見分けがつく。
Wednesday, 13 June, 2001 曇りのち雨 
学名:Glaucidium palmatum
和名:シラネアオイ
日本固有の植物で1属1種。県評価による準絶滅危惧種。
15年ほど前にこの花見たさに白根山に登ったことがある。山登りは大の苦手だがどうしても自分の目で自生地を確かめたかった。歩けども歩けども花は無くようやく地面に落ちている花びらを発見した。今日は逢えないのかなと思いつつ歩きつづけ一山超えると谷一面この花でうずめ尽くされていた。あとで聞いた話によるとその年が最後で翌年から鹿による被害がひどく群落は見られ無くなったそうだ。白根も尾瀬も武尊も昔を知る人に言わせるといろいろな花が「昔はもっといっぱい咲いていた」と言うことである。そのころ見てみたかったなぁと思う。
Tuesday, 12 June, 2001 曇り 
学名:Aquuilegia
和名:オダマキ 苧環
別名:コロンバン
園芸種の苧環でこれは実生のもの。花びらがダブルになっていてフリルたっぷりのペチコートのようだ。ピンクのグラデーションも良い感じ。ポットのまま咲かせてお気に入りだけ花壇に植えこんだ。武尊にも自生の苧環がある。青と黄色の花の大きなミヤマオダマキと背が高くシックな色合い(茶と黄色)のヤマオダマキの2種。いずれ又登場するので乞うご期待!
Monday, 11 June, 2001 晴れたり曇ったり  
学名:Hemerocallis esculenta
和名:ゼンテイカ 禅庭花
別名:ニッコウキスゲ 日光キスゲ
この花はモンテローザの庭に咲いたもの。尾瀬のニッコウキスゲの開花にはまだしばらくかかる。デイリリーともいうが花は朝咲いて夕方にはしぼんでしまう。つぼみが数個ついていて次々に開花してゆく。カイガラ虫がつくので庭植えにするには消毒を必要とする。
Sunday, 10 June, 2001 晴れのち曇りのち雷雨 降雹 突風 のち 晴れ
今日は朝アジサイの消毒をした。農作業は2人いないと上手く出来ない仕事が多く、水遣り職人氏がこのところ尾瀬のガイドに出る日々が続きなかなかなかできなかった。午後になってアジサイのネットをかけていたら一転にわかに掻き曇り真っ黒い雲が空を覆い尽くしたかとおもったらピカっと光り雷鳴が轟いた。と思うまもなく大粒の雹がばらばらと落ちてきた。突風でいろんな物が宙を舞った。2時間ほどでおさまったが凄まじかった。
学名::Rhododenndron metternichii var. pentamerum
和名:アズマシャクナゲ 東石楠花
Saturday, 09 June, 2001 晴れのち曇り ちょうど1ヶ月ほど前に渋川で満開だったニセアカシアが今このあたりで甘い香りをいっぱいに咲き誇っている。年を追う毎に成長して大木になったニセアカシアはとても見事で名前にニセがつくのは気の毒のようだ。もうじきアカシアの蜂蜜の新物が出る。楽しみだ。
学名:Magnoria salicifolia
和名タムシバ 
別名:カムシバ サトウシバ ニオイコブシ
コブシの花に良く似ているがコブシは花の下に葉が1枚つくのが特徴なので区別がつく。花後にできる紅い実も又かわいい。
Friday, 08 June, 2001 晴れ 
学名:Gymnadenia camtschatica
和名:ノビネチドリ 
山に自生する蘭にはチドリと名のつくものが多いハクサンチドリ コアニチドリ イワチドリ ニョホウチドリ等沢山ある。このほかにもサギソウ カモメラン トキソウ等名前に鳥の名がつくもの ミズトンボ スズムシソウなど虫の名前のつくものなどもある。確かに花の形を良く見るとなるほどとうなずけるかたちをしているものが多い。命名した人はいろいろなものに造詣が深かったのであろう。花の道も奥が深い。
Thursday, 07 June, 2001 晴れのち雨 午前中思いがけず良いお天気になった。午後からぽつぽつ降り出した雨は夕方には本格的な降りとなった。いよいよ梅雨に突入か。本日武尊牧場山開き。レンゲツツジの見頃は来週末ぐらいか・・・
学名:Rhododendron albrechtii
和名:ムラサキヤシオ 紫八染
別名:ミヤマツツジ
おとといご紹介したシロヤシオに対してこれがムラサキヤシオツツジ。今日の花は武尊山にて撮影したもの。新緑の中ピンクの花が青空に映えてきれいだ。
Wednesday,
06June,2001
曇りのち雨 冷たい雨が一日降っていた。
学名:Viburunum plicatum var.tomentosum
和名:ヤブデマリ 藪手毬
今日の花は私の大好きなヤブデマリ。オオカメノキ(ムシカリ)やカンボクに似ているが葉の形や装飾花の形が違うのですぐに見分けがつく。カンボクの葉は朝顔のように3つに裂けているがヤブデマリは丸い。一見ガクアジサイのようにも見えるがここれらは皆スイカズラ科ガマズミ属でアジサイのユキノシタ科アジサイ属とは装飾花の成り立ちが異なる。ここに住み始めたばかりのころ手の届きそうなところに咲くこの花の名前がわからず一所懸命に調べたことがある。皆同じひとつの植物だと思っていたがそれぞれ違うとわかり驚いたものだ。山にはこの他にもそっくりの花が沢山ある。
Tuesday, 05 June, 2001 曇りのち雨 よるになって雨が降り始めた。久々のお湿りでほっとする。
学名:Rohododendron quinquefolium
和名:ゴヨウツツジ 五葉躑躅
別名:シロヤシオ・マツハダ
ムラサキヤシオの透き通るような濃いピンクも美しいがこの白いヤシオも又とても美しい。この時期山には白い木の花が多く咲く。皇海山林道にて撮影。
Monday, 04 June, 2001 晴れ 今日もさわやかな良い1日だった。日光白根山を目指すお客様をお見送りしたあと蝉時雨の中木陰でtea break。庭の花も春の花から初夏のものへと移りつつある。苗の出荷もピークを超え後はハンギングバスケットの配達をするのみとなった。ようやく趣味の園芸に着手できる。でもアジサイのネットかけに消毒、草取り,水遣りと忙しい日がまだまだ続きそうだ。
学名:Cephalanthera longibracteata
和名:ササバギンラン 笹葉銀蘭
ギンランよりも葉が細く笹の葉のような形をしている。このあたりにも以前は沢山あったが今は本当に少なくなってしまった。昨年も数株固体を見つけつぼみだったので開花したころ再度写真をとりに行ったら掘って持ち去られた後だった。御願い持っていかないで!!
Sunday, 03 June, 2001 快晴 抜けるような青空が広がった。
学名:Enkianthus campanulatus var.palibinii
和名:ベニサラサドウダン 紅更沙灯台
この写真は下から見上げてとっているので少し見にくいが鐘形で紅色をした花に濃赤色の筋が入る。武尊山に自生する古木は木全体が真っ赤に染まるほどびっしり花がつき圧巻である。これはモンテローザの庭に咲いたもの。
Saturday, 02 June, 2001 晴れのち曇り 昨日今日と湿度がなくさわやかな日が続いた。皇海山を目指したお客様も無事登頂成功!
お天気に恵まれて山行きを楽しまれたようだ。
学名:Geranium himalayense(ゲラニウムヒマライェンセ)
和名:フウロソウ属
フウロソウ科のこの花はよく知られているゲンノショウコの仲間である。学名からゼラニウムと混同されるがヨーロッパの窓辺を飾るゼラニウムは同じフウロソウ科でもぺラルゴニウム属和名テンジクアオイ(天竺葵)属に入る。透き通るような青い花は絹のように繊細な花びらをまといモンテローザの庭で今年も咲いてくれた。
friday.1.
June.2001
晴れ 太陽の光を受けてきらきら輝くこの花は英名をバターカップといい花の色と形から名づけられたと言われる。苦くて毒があるためかミツバチも蜜を吸いに寄らないし牛も食べないという。野原を散歩していてこの花に出会うと花摘みをしたくなる衝動にかられるのはわたしだけだろうか
学名:Ranunculus Japonicus
和名:ウマノアシガタ
花言葉は富, 幼いころの思い出